今までのノウハウを集結させた建売 天白の誕生です

Conclusion

この2つの研究は、米国の国民栄養調査の参加者の追跡調査と、(前節で解説した)米国男性の追跡調査だ。
けっきょく、糖尿病の患者が運動をすることで、血糖コントロールの改善や体重減少などの「中間段階」にとどまらず、脳卒中や心臓病など「最終段階」の病気そのもののリスクが下がる可能性があることを、実証的に示した点に意義があるでしょう。 また、激しい運動ではなく、歩行程度の軽い運動でも、リスクの低下につながることを示した点も重要です。
ところで、今回の研究は、糖尿病の「最終段階」のうち、「大きな血管」の障害で起こる、脳卒中や心臓病との関係を調べています。 おなじ「最終段階」でも、「小さな血管」の障害で起こる、透析の必要(腎不全)や失明(網膜症)などが、運動によってどのくらい予防できるかを調べることも大切でしょう。
この論文を書いたフー氏は、筆者がH大学に留学していた時に同室でしたが、1~ニカ月に一本くらいのペースで論文を書くのを、隣で目を丸くして見ていました。 筆者の留学中に、この論文のための研究費の申請書類を書いていたので、申請から2年足らずで論文を出版したことになります。
このペースの速さにも驚かされます。 当時は「ポスドク」(正式な教官になる前の研究生)でしたが、今は専任教官として活躍中です。
糖尿病患者が、1日50グラムの高繊維食を6週間食べ続けたところ、空腹時血糖値がデシリットルあたり142ミリグラムからコニ0ミリグラムに下がりました。 テキサス大学のグループによるこの研究は、「ニューイングランドージャーナルーオブーメディシン」2000年5月11日号に報告されました。
米国糖尿病協会が最近定めた、糖尿病患者の食事ガイドラインでは、食物繊維を1日あたり20~35グラム摂取するよう勧めている。 この背景として、高繊維食による血清コレステロールの低下作用が示されていることがある。
いっぽう、高繊維食が血糖コントロールを改善する可能性も以前から指摘されていたが、同協会のガイドラインは、この点については、まだ確認が不十分と判断している。 研究グループでは、この米国糖尿病協会のガイドラインにもとづく、1日24グラムの繊維を含む食事(協会食)と、これをさらに上回る1日50グラムの繊維を含む食事(高繊維食)の、血糖値改善に対する効果を比較した。

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